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【取材完了】~フレキソ印刷に対する青年部的見解~
今回の記事は
前回の投稿【緊急取材】に対しての
続編(アンサー編)となっております
(是非、前回の投稿も見てみてください)
2024年11月9日、福岡タワーにて
九州シール印刷協同組合技術研修会が行われました!
株式会社サニー・シーリング
イワサキインターナショナル株式会社
青年部の3者によるパネルディスカッション形式で
青年部活動報告をしました!
パネルディスカッションのテーマは
ズバリ!
「フレキソ印刷について」
以下はこのパネルディスカッションと
6月に行われた工場見学を終えての
フレキソ印刷に対する青年部の見解です
リピートの仕事◎
いうまでもなく超得意!
新版×
アニロックスローラーを始め
様々な要素があるので製版に経験が必要
特色△
掛け合わせで色が出ない場合は特色を作る必要がある
4色カラー〇
基本掛け合わせで作る必要がある
リピート品の再現性も含めて得意!
教育◎
オペーレーター教育期間の大幅短縮
サニー・シーリングさんによると
入社3か月の社員が世界2位に輝く実績あり
安定性〇
一度決めた色にバッチリ合わせれる!!
ベタ面印刷◎
いうまでもなく超得意!
和紙などの平滑性が低い材質もキレイ!!
ロット△
従来のフレキソのイメージである
大ロットじゃないと合わない、といったものは
イワサキインターナショナルをはじめ
間欠機タイプではクリアされていて使い勝手が良い!
コスト△
フレキソ専用の製版関連の機械や
副資材が必要になることもあるが
今回のパネルディスカッションによると
工賃(人件費)との兼ね合いで十分カバー出来る
また、株式会社サニー・シーリングの
窪田社長が表現していた
「フレキソとレープレスの違い」が
面白かったのでお伝えすると
「フレキソ」と「レタープレス」を
文字を書くということで表現したとき
「レタープレス」は
手書きのようなもの
鉛筆と紙があれば書けて、書けば書くほど上手くなる
「フレキソ」は
Wordで文字を打つようなもの
準備に少し時間とコストがかかるが
習得すれば誰でも同じクオリティの製品を作れる
青年部的まとめ
フレキソ印刷はこれから人材確保、育成が
大変な時代において解決の1つになると実感しました!
一方で、リピート商品には強いが
新版については製版のノウハウが必要で
リピートの割合がある程度多くないと
厳しいかもしれない思います
シールのフレキソ印刷は
日本においてまだまだこれからなので
今後も動向をチェックしていきたいと思います!