霧島酒造工場見学
ご無沙汰しております!九州シール印刷協同組合青年部はコロナにも負けず地道な活動を続けておりましたが、2023年5月の総会をもって執行部の体制が刷新。新たに沖縄県の大平シール印刷 比嘉さんが部長になり、新体制での活動がスタートしております!
交代にあたり固い握手を交わす比嘉新部長と安部前部長
比嘉新部長から示された九州青年部の活動方針は
「明るく、楽しく、元気よく」
何と分かりやすくて楽しそうで沖縄感溢れる方針なんでしょう。三線が聞こえてきそう。
新部長の「工場見学は楽しいし盛り上がるから、どっか工場見学行こうよ。」
この一言から「コロナ禍で面と向かって集まれなかったことで生じた距離感を埋める」「大手企業がどんな風にラベルを使っているのかを勉強する」という非常に立派な(大義名分の)目的を遂行すべく、霧島酒造様の工場見学会がブチ上げられました・・・。
というわけで早速
ドーン。
やって参りました。霧島酒造様。こちらはグッズの売店とレストランが入っている棟。
入り口にこれでもかと立っている看板。メチャクチャかっこいいやん。早くもファンになりそうです。
工場は写真に収まりきらないサイズ感なのですが、敷地内にこんなサイズ感の工場がいくつも並んでいて圧巻。
ちなみにココは見学させて頂いた工場の入り口です。
さ〜〜〜て!気合い入れて取材するぞ〜〜〜!
係員さん「館内の多くは写真撮影禁止となっております♪また、ラベル貼り付け工程は見学コースに含まれません♪」
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いきなり全包囲網的な封じ手を食らった筆者はシンプルに工場見学を楽しむ決意を固めたのでした。
残念ながら伺ったタイミングが焼酎の量産時期ではなく、設備のメンテナンス期間。実際に焼酎を作っている光景を目にすることは出来なかったけれど、工場見学の随所で歴史やブランドのストーリーを紹介する動画が流れたり、貯蔵タンクの深さを真上から覗ける仕掛けがあったりして十分過ぎる見応えでした。霧島酒造さん渾身のプレゼンテーション施設と言っても良いくらい虜にされる内容でした。
それに、製造ライン以外のエリアではチョコチョコ撮影許可出してくれてる部分が沢山ありました…ありがとう。。。というわけでその一部をご紹介。
こちらは原料となるサツマイモがどんな風に出来ているのかを紹介するパネル。
黄金千貫、愛おしすぎて抱きついちゃいますよね。
黄金千貫を選定する工程の紹介では模型まで。メチャクチャリアルで持つだけでスマイルが溢れます。
黄金千貫、かわいい。。。
原料へのこだわり(沢山聞いた言葉は黄金千貫と霧島裂罅(れっか)水)、製造の工程、再生エネルギーへの取り組み…とお腹いっぱいになるほど焼酎造りのこだわりやものづくりの哲学を学んだ後は、一気に空間が開けて工場見学の〆となる体験ブースが登場。
何と見学コースで何度も紹介された噂の仕込み水、霧島裂罅(れっか)水と黄金千貫の試食が待っていました。これは予想外。
霧島裂罅水は口当たり滑らかな軟水で、とてもクリアな美味しいお水。工場見学で乾いた喉に滲みました。。。
蒸し上げられた黄金千貫は普段食べているサツマイモよりもサラッとした甘さでしつこくなく、ご飯のおかずになりそうな味わい。
この2つと麹の力で焼酎になるのかぁ・・・。と黄金千貫をモグモグ味わっていると
いつのまにか焼酎試飲始まってるやん…。
一部地域の限定品を除いて蒸留所限定の原酒まで全ラインナップ飲み放題。最高かよ。
霧島酒造さん太っ腹すぎて益々ファンになっちゃうじゃん。。。
宮崎エリア限定の「本キリ」こと本格霧島もしっかり鎮座。地元で支持され続けるだけあって奇をてらわないまでもしっかりした呑み口。
カッコ良すぎる紙コップで全種類制覇して参りました。
出されたものは全て頂くのが礼儀ですものね。気に入った銘柄(原酒が最高でした)は、ちゃっかりおかわりまで。
ストレートで飲み、ロックで飲み、霧島裂罅水で割って飲み。。。なんという至福。
一度に同じ酒蔵の焼酎を飲み比べる機会は中々ない上に、係員さんから製品ごとに狙っている販売ターゲットを聞きながらラベルデザインや味の違いを比較しながら学ぶ貴重な研修になりました。
工場見学の研修会でしこたま焼酎を頂いた一行ですが、懇親会も霧島酒造さんのビアガーデンで追い焼酎。
開店まで1時間ほど時間が空いたので思い思いの時間を過ごしながら待機することに。
私は売店を巡ってみました。
メチャクチャ美味しかった限定の原酒。やっぱり売上No.1。
No.2の黒霧島MELT。こちらもとてもコクのある甘さで美味しかったなぁ。。。
霧島酒造さんが新たに力を入れているクラフトビールのPOPも遊べとばかりに刺されています。
まぁ、やっちゃいますよね。
休憩の椅子の後ろには風景に紛れるように古い蒸留器が置かれていて、酒好きの心をくすぐってくれます。
各自お土産の買い物やPOPで遊んでいると1時間はあっという間に過ぎ、お待ちかねの懇親会。
芝生に映える焼酎の数々は壮観。ビアガーデンにこのラインナップがあるのはメーカー直営ならでは。
お料理だって酒飲みにはたまらないラインナップ。
酒泥棒の無限に食べれるローストポーク。
クラフトビール派にも優しいソーセージやブルーチーズソースのニョッキ。
ちょっと食べ疲れた時に一回休める、蒸された豚と野菜まで揃っています。
紹介しきれない程沢山のつまみやご飯、パスタやラーメンの〆系やデザートまで揃う充実ぶり。
これらは料理人さんが目の前で調理してくれるというライブ感も素敵な調味料に。
酒好きが喜ぶフルコースを供してくれる霧島酒造さん、流石だなぁと一同感服しながら舌鼓。
芝生が周囲を囲うロケーションも開放的で最高でした。
懇親会は大盛会、コロナ禍を遠い昔に感じるような盛り上がりとなりました。
翌日は都城市のホテルで朝から青年部夏季研修会を行ったのですが、研修会場に向かう部長の背中に・・・
部長はこの姿のまま夏季研修会に参加。部長として初めての研修会は冒頭から爆笑を誘ってツカミは完璧。
極めてスムーズに秋に開催される技術研修会へ繋がる研修会にしたのでした。
新部長・・・やるなぁ。。。